上司や先輩から誘われた飲み会。
行きたくないけど断れずに参加した経験はありませんか?

そして思い返してほしいのが、その内容はほとんど覚えていないのに
「嫌々参加した」という後悔と虚しさはしっかり残っているはずです。
この記事を読む人の中には

気が乗らない飲み会が辛い。。。
でも社会人としては行かないとダメだよな。。。
そう悩む人がきっといるはずです。
しかし、今回の記事の結論から先に言いますと
嫌な飲み会は行かなくても大丈夫
一年間飲み会を断り続けたことで出した答えを解説していきます。


考えの基礎をより深く知ることができるため、合わせて読んでみて下さい。
この記事の概要
この記事では「飲み会」によって嫌な経験をした筆者の立場から
若者が飲み会が苦手な理由
これをまとめました。
改めて筆者の今を紹介すると



①20代社会人。比較的古い慣習が残る団体に所属。
②組織の中ではかなり若い年齢。
③HSPであることを自覚するも、誰にも言えずにいる。
④ミニマリズムと自己投資を実践してから時間とお金の価値観が激変。
⑤お酒は大好きだが、デメリットを考えほとんど飲まなくなった。
上のような状況の中で得た考えです。
①~⑤のうち一つでも似た境遇の人には必ず共感できる部分があるはずです。
この記事をきっかけに飲み会について改めて見直してみて下さい。
そして多くの人に飲み会に対する考えの自由を持っていただきたいです。
大前提:飲み会は断っても良い


僕らより上の世代は「飲みニケーション」は社会人の通過儀礼といった考えを強く持っています。



この飲み会は断ったらだめでしょ
自分たちも通った道なのだから、下の人も同じようにするのが当然だという考えです。
しかし今は昔と比べ、飲みに対する意識が大きく変わってきました。
「アルハラ」といった言葉が出てくるほどです。
「終身雇用」が崩壊した今の日本では、飲みの場で関係を保つ必要性も薄れつつあります、



この人に嫌われたら終わりだ。。。
絶対に断れない。。。
そういった価値観はひと昔前のものになる、まさにその変化の真っ只中です。
そのため「飲み会は不要」という考えを持つ人は、今後ますます増えてくるはずです。
飲み会が苦手な理由
ここからは僕の主観が大いに入りますが、Z世代寄りの目線に近い、そしてHSPの目線で感じた
「飲み会が苦手な理由」を具体的に説明していきます。
時間とお金をいたずらに失い、得るものが少ない


飲み会のたびにかかる金銭的な負担は大きく、
一晩だけで数千円~1万円近くのお金を使うことになります。
しかしその痛い支出で得たものは何かと問われると、ほとんど何もありません。
また、お金以上に「時間」も失ってしまいます。
「誰であっても24時間は皆平等」
これを学び、強く意識し始めてからは
飲み会に費やす「時間」がお金以上に勿体ないと感じるようになりました。
飲まないことを「悪い」とされる風潮がある
「あれ?飲んで無くない?」
飲みの場でこう言われた記憶がある人、きっといるはずです。
アルコールに対する耐性は個人差があるため、美味しく飲めるペースと量の限界は人それぞれです。
ですが多くの場合、
・グラスが空くと次の注文を催促される
・逆にゆっくり飲むと、飲みっぷりが悪いとつつかれる
また、酔っぱらった人を見るのが面白いのか、
体育会系な組織の場合、後輩や同期を酔いつぶそうと煽ることもあるようです。
帰りたい時間に帰り難い


飲み会の次の日も仕事があったり、週末予定が入っている場合もきっとあるはずです。
本心としては帰りたいと思いますが、なかなか言い出しにくいものです。
上の立場の人達は、二日酔いで仕事をすることもざらにあったと言います。
武勇伝のように語れるほどに、飲み会の場でたたき上げられています。
一次会だけで終わらずにその後も誘われた場合、若い人ほどなかなか断りにくいです。
人と長時間居ると、受ける刺激が多すぎることで気疲れしてしまい
ある瞬間からドッと疲れが押し寄せてきます。
その限界を超えてしまうと一気に具合が悪くなってくるため、そうなる前に早めに帰りたいと思うのです。
しかし、HSPが理解できない人に向けて



疲れたので帰らせてください。
などと、ぐったりした様子で伝えてしまうと



あからさまにつまらなそうな態度をする奴だな
と、大きな誤解を与えてしまうため、結局は我慢せざるを得なくなります。
生活リズムを乱し、体調を崩しやすくなる


飲み会には必ずと言っていいほど付き物なのが
- 「アルコール」による理性の暴走
- 「おつまみ」による脂質と塩分過多
- 「シメ」による過剰な糖質摂取
確かにこれらを求めて集まるのが「飲み会」の楽しみでもあります。
しかしその一時的な楽しさと美味しさを引き換えに、
身体は思っている以上にダメージを受けます。
たった一回のつもりでも、それが積み重なっていった結果
- 二日酔いによる頭痛と吐き気
- 安価な脂質による肌トラブル
- 糖質過多による肥満や脂肪肝
その他にも様々な悪影響を及ぼします。
飲み会と健康はトレードオフの関係とも言えます。
「飲みニケーション」の仲が「良い関係」とは言えない
確かに飲み会の場で関係が深まり、また飲みに誘ってもらえるような仲になる場合もあるかもしれません。
しかしよく思い返してみてください。
会社や組織などの「縦の繋がり」での飲み会では、話の内容のほとんどが
その組織に対する不満
その場にいない人への愚痴
ほとんどがこれではありませんか?
「敵の敵は味方」から来る仲間意識は、本当に良い関係と言えるでしょうか?
毎日誠実に働き、怒られながらも適正に評価してもらえる関係性の方が
ずっと「良い関係」ではないかと思ってしまいます。
参考文献
今回の記事は僕が読んだこれらの本から学んだ考えが基本になっています。




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面白いのでさらっと読みやすく、「若いうちから健康を考える」大変学びの多い書籍でした。



今のうちに知れて良かった、、、
心からそう思うため、ぜひ一度読んでみて下さい。
「追記」後編を書きました!
この記事では、飲み会を断りたい「理由」を考えたのに対して
後編では、飲み会を断る「メリットや変化」を深く考えてみました。


この記事も深く共感してくださる人が多いと確信しています。
ぜひ読んでみてください。
まとめ:無理をした飲み会は考え直そう
お酒を飲みことに対しても、近年は考えが大きく変わりつつあります。
そのため特に、若い人ほど飲み会に苦手意識を持つ人は多いです。
断るときの周りの目は確かに怖いですが
自分を守ることができるのは自分だけ
こう考えると、ほんの少し勇気が出てくるのではないでしょうか?
僕も含め、同じ考えの仲間はたくさんいますよ。



今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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