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なぜHSPはマルチタスクが苦手なのか。デキる先輩に聞いてみた。

周りと比べて作業が遅い、そう焦っていませんか?

どうして君だけいつもいつも仕事が遅いんだ!

先輩や上司からこう指摘されると、誰だって焦ります。

もっと考えて、もっと効率良く、もっと丁寧にやらなければ。

叱責を受けるのは能力が足りないのだ。
もっと効率的に、いろんな仕事を同時にこなせるようにならないと。

そうやって自分自身を責め続けてはいないでしょうか?

そもそもHSPは仕事は遅いのか?

この記事に興味を持った人はきっと、マルチタスクができない自分に劣等感を感じていませんか?

目の前に全力で集中してしまうのでマルチタスクができない。

だからこそ仕事が遅いのだと考える人もいるかもしれません。

そんなあなたにまず前提として

HSPの仕事は
最終的には早く終わっている

このことを頭に置いていただきたいです。

後ほど詳しくお伝えしますが、この一言だけでも知っておくだけでも毎日が楽になります。

この記事では順を追ってより詳しく「なぜそう言えるのか?」を解説していきます。

この記事の内容
  • マルチタスクが苦手なHSPの仕事が「最終的には早い」理由
  • 仕事ができる先輩に、マルチタスクについて聞いてみた
  • 気が楽になる考え方とアドバイス
この記事を書いた人
ろっきー
HSP&ミニマリスト
  • 20代一人暮らし
  • 医療従事者
  • HSP
  • ミニマリスト

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仕事が遅いと言われてしまう理由

HSPの特徴の一部として

①細かな点に敏感
②完璧主義

このことが挙げられます。

上記の二つが合わさることで限界を超えて多くの仕事量を抱えてしまいます。

抱えてしまった膨大な仕事をこなせない結果、周囲から「仕事が遅い」と評価されてしまうのです。

①他の人が気にしないような点が気になる

仕事や作業中に、次々と問題点や改善点に気が付いてしまいます。

例えば今行っている仕事に関係した別の仕事を考えてしまったり、
はたまた目の前の資料の半角スペース分のズレや、色味がそろっていないなど。

他の人が気にしないような大小さまざまな点に気が付いてしまいます。

そんな細かい点はいいから。

そう言われて急かされたとしても、気が付いた問題点は見過ごすことができないのです。

後回しにしろと言われてもできない、その結果自分で処理できる限界量を超えて抱え込んでしまいます。

②自分が納得いくまで妥協できない

HSPには失敗を許せない「完璧主義者」が多い傾向にあります。

そのため目の前の仕事に対してとことん丁寧に向き合い、高い完成度を追い求めます。

その心構えはとても素晴らしいです。

しかし社会では、最大限の努力をした上で「妥協すること」も求められます。

組織を回すうえで、行き過ぎた完璧主義は 「自己満足の領域」とされるのです。

しかしHSPにとっては、自分自身が大切にしている価値観を社会から否定されている気がします。

認識している改善点が直せないままで過ごす。
気持ちが逆に理解できない。

このような場面を数多く経験し、落ち込んでしまうことでしょう。

       

HSPの仕事が「最終的には早い」理由とは

HSPの仕事ぶりは、「石橋を何度も叩いて渡る」ようなものです。

その慎重な様子は一見すると確かに遅く見られがちです。

しかしその分何度も考え直し、修正を重ね、より良い改善がなされています

そのため早さ重視で行った仕事と比較すると、後に発覚するミスやトラブルの量が低く抑えられています

取り返しがつかない事態を未然に防いでいるため結果として何事もなく無事に済んでしまい

「仕事が遅かった」という一言が残って一人歩きしているだけなのです。

職場の先輩に「マルチタスク」について聞いてみた

僕の指導係をしてくれた40代の先輩は多くの人から慕われ、膨大な量の仕事を次々にこなしていきます。

昇進して主任となったその背中を見て、今の自分ではどんなに真似しても先輩のような仕事はできないと感じました。

ある日の仕事の合間に

ろっきー

先輩のように多くの仕事を同時にこなすには、何か特別なテクニックや考えがあるのでしょうか?

不思議がられることを覚悟のうえで質問してました。

すると帰ってきた答えは

人間誰もマルチタスクなんてできっこない。
一つのタスクを細かく区切って、それを素早く切り替えてるからそう見えるだけ。
マルチタスクはできない」って始めから考えて仕事しているよ。

そう答えていただきました。

ろっきー

こんなに優れた人でもマルチタスクってできないんだ…!!

そう知ることができたことは、僕の人生にとって新たな価値観を与えてくれました。

       

改善:マルチタスクなんてできないと割り切ってしまう

価値観の変化を受け、僕自身も考えを見直しました。

マルチタスクなんか誰もできない・やっていない

そう割り切ることで頭の中の雑念がスッと無くなり、目の前の重要なタスクに集中できるようになりました。

すると結果的に、モヤモヤ悩んでいた以前よりも早くなったうえに仕事の丁寧さが増しました。

同じ時間作業したとしても仕事の質が高まったように思います。

より早く正確に進めるワンポイントアドバイス

これ、どうしたらいいんだろう…?

現在目の前にある仕事が少しでも進まなくなってしまった場合

それが中途半端な完成度であっても

すぐに上司や先輩などに相談し、共有ことを心掛けてみてください。

先人の意見と経験を取り入れることで、HSPの良さである丁寧さは活かした上で

作業のスピードを速めることができます。

       

まとめ

いかがでしたか?

・HSPがマルチタスクに対して苦手意識があること。
・仕事が遅いように見られるが、時間をかけて丁寧な仕事をしているからであり
 大きな問題が起きないので最終的には早く終わること。
・そもそもどんなに優秀な人であってもマルチタスクなんてできないこと。

上記の点を説明してきました。

仕事について悩んでいた僕自身の価値観を変えてくれた考えなので、
同じ境遇や悩みを抱える人の役に立つと嬉しいです。

このブログではHSP目線の発信を続けています。

同じ悩みを持つあなたにぜひ読んでほしいです。

ろっきー

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

20代一人暮らし
医療従事者(国家資格)
月間1400PVの3桁ブロガー
節約&綺麗好き

「丁寧な生き方」に役立つ発信をしています
【経歴】
15歳で周りとのズレに悩む
→20歳で父が他界
→就職1年で転職し非正規雇用

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