あなたの睡眠、自信をもって「良い睡眠だ」と言えますか?

僕たちは人生の1/3を睡眠に使っています。
その1/3の睡眠の質をどう高めるかによって
残り2/3の人生が決まるといっても過言ではありません。
そしてHSPにとって寝不足は一段と悪い影響をもたらすため
良質な睡眠の重要性は大きく跳ね上がります。
今回の記事は
・なぜHSPには寝不足が
大敵なのか?
・睡眠の質を高める行動
これを解説していきます。
- 時間を作るために睡眠を削り出している人
- 精神的な波があり、安定しなくて辛い人
- 毎日憂鬱で活力が湧いてこない人
- とにかくぐっすり眠りたい人
その悩みが睡眠を見直すだけで改善できるかもしれない。
もしそうだとしたら、試してみたくはありませんか?
今回の内容は、西野精治氏の著書
「スタンフォード式 最高の睡眠」を参考にしています。
後半にはこの本から得た知識を活かして、僕の生活に取り入れたものを紹介していきます。
改善策を知らずにひたすら豆腐メンタルだと自分を卑下し、
責め続けるしかなかった自分を大きく変えてくれました。

睡眠についてより詳しく学びたい!
毎日の睡眠を自分に合うように整えたい!
そう思った人はぜひ読んでみてください。
睡眠の質が良くなると、大袈裟ではなく人生が良い方向に向かいはじめます。
先に具体的な改善方法が知りたい方は
下の「睡眠の質を高める具体的な行動 」まで飛ばして読んでください。
HSPに睡眠不足が大敵な理由
寝不足はHSPに「負の連鎖」をもたらします。
一つ崩れた影響が別の悪い結果をもたらし、そのことに落ち込んで感情が安定しない。
そして一度崩れ始めるとどこまでも崩れていき、歯止めが利かなくなってしまいます。
寝不足がもたらす具体的な悪影響は次の通りです。
・頭の回転が悪くなる
・ネガティブ思考が加速し、制御できなくなる
・体調を崩しやすくなる
それぞれ詳しく述べていきます。
頭の回転が悪くなる
人間だれしも、寝不足の頭では良質な判断ができずに
勉強や仕事のパフォーマンスが大きく低下します。
その上普段やらないような軽微なミスが多発し、時には取り返しのつかない事態に発展することも。
HSPはそうでない人に比べると、日々受ける刺激がケタ違いに多いため
そのストレスを処理するエネルギーもまた膨大です。
疲弊した頭と身体をしっかり休める必要性を、一層自覚する必要があります。
体調を崩しやすくなる
この記事を読んでくださっている人の中に
ゲームなどの娯楽を楽しむために安易に睡眠時間を削ってる人はいないでしょうか?
HSPを理解していない頃の僕がそうでした。
仕事に追われる中でゲームや動画観賞の時間を作るため、真っ先に寝る時間を削っていたのです。
しかしそれは大きな過ちであり、今日の無理が明日以降の不調を招きます。
風邪などのわかりやすい不調もあれば、気分が落ち込むなどの精神的な面で現れる不調もあります。
更に恐ろしいのは、生涯にわたる「睡眠負債」を抱えてしまうことです。



あの頃から気を付けておけばよかった、、、
そう後悔する未来が必ず来ます。
僕らが思っている以上に重要視して、自分の体を整える時間を作っていきましょう。
ネガティブ思考が加速し、制御できなくなる
睡眠不足によるミスや効率低下、そして体調不良が重なることで精神的な落ち込みは一層大きくなります。
もちろん日々の活力が湧くはずもなく、さらに鈍ったパフォーマンスによって新たなミスを生む。



何をボーっとしているんだ!
もっと先を考えて動きなさい!
上司からの叱責も、HSPにとっては何倍も深く、鋭く刺さります。



自分はなんてできないやつなんだ。。。
そのように他人ではなく自分とことん責めてしまうのもHSPあるあるです。
自分を責めて反省しますが、原因である睡眠自体が改善されないままのため
そのままだと明日以降もきっと同じ悪循環が続くでしょう。
睡眠の質を高める具体的な行動
上に示してきたような「負の連鎖」を断ち切るには何よりも睡眠が必要です。
そして、ただの睡眠ではなく「質の高い睡眠」を求めることが重要になってきます。
ここからは、実際に取り入れたことで明らかに睡眠の質が良くなった実感を得たアクションを紹介していきます。
スーッと心地よく寝付けるうえに、途中で起きることなく朝まで熟睡できます。
次のアクションは、僕のような一人暮らしの若い方こそやってないのではないでしょうか?
是非積極的に取り入れてみてください。
①毎日「湯船に浸かる」


毎日のお風呂、シャワーだけで済ませいませんか?
良い睡眠には「入浴」、つまり湯船にしっかり浸かることが大切です。
その狙いは「深部体温を高めること」
中までしっかりと上がった体温が、放出され下がってくる過程で眠気がやってくるのです。
良い睡眠のためにお風呂が大切
そのための入浴法として
寝る90分前を逆算して入浴
40度程度の湯加減
15分しっかり浸かる
この3つを毎日取り入れています。
特に3つ目の「15分浸かる」については、肩まで5分+半身浴10分を行っています。
中までじっくり体温を上げ、それがスーッと冷めてくるのを感じます。
サウナの「整う」あの快感には及びませんが、
心身ともにリラックスした心地良さを毎日味わうことができます。
②夜の明かりは「暖色光」だけにする


リビングの照明、特に白い光には「ブルーライト」が含まれています。
これには脳を覚醒させる作用があるため、寝る前には極力見ないようにする必要があります。
オススメのアイテムが、上の写真のような「間接照明」です。
一か所だけを照らすことで部屋全体に奥行きが生まれ、
優しい光も相まって落ち着く空間を作ることができます。
③スマホの画面設定を変える
悪いことだと分かっていながらも、僕たちはついついスマホを触ってしまうものです。
そのため、スマホの設定で「ブルーライトが出ないようにする」ことをお勧めします。
僕がiPhoneを愛用しているため、実際の画面で説明します。
同じくiPhoneを使っている人は是非試してみてください。
(背景が暗いのは、ダークモードに設定しているためです)
設定手順
①「設定」→「画面表示と明るさ」に進む


②「Night Shift」をタップ


③寝る準備に合わせて「開始・終了」を設定
&色温度を「暖かく」にスライド


これだけで毎日決まった時間に、画面が自動的にブルーライトOFFモードになります。
ブルーライトカットのフィルムなどを新たに購入する必要もありません。
これは朝の5:01から翌朝の5:00までの23時間59分の間、ブルーライトをOFFにしているためです。
つまり、ほぼ丸一日ブルーライトがOFFになっています。
スマホを見る時間が長い分、常にブルーライトをOFFにすることで
少しでも目を保護したい狙いがあります。
お風呂と寝る前、この二つに「読書」を組み合わせる
お風呂にじっくり浸かる15分間、そして体温が下がって眠気が来るの待つ間の90分間は、
やることが限定されるためかなり長く感じます。
このまとまった時間は「読書」をするのにとても相性が良いです。
僕もお風呂の時間に読書を取り入れてから、睡眠の質が上がったうえに
知識の幅が広がりました。
- 自分自身のHSPについての理解
- 税金や資産運用
- Web発信やブログ執筆
- 今の経済や今後の展望 など
まだまだありますが、以前とは比較にならないほどの知識を付けることができました。
睡眠の質だけでなく、今の自分自身を変えたい人は是非、読書を生活に取り入れてみてください。
オススメ:Kindle PaperWhite / Kindle Oasis
お風呂の時間を充実させ、良い睡眠を求める生活に相性が良いのが
この「Kindle PaperWhite / Kindle Oasis 」です。
僕は読書に集中できるように「 Kindle PaperWhite 広告無し 32GB」を使用しています。
僕の生活にもはや欠かせない存在であるこれらのアイテムの良い点は
お風呂も安心なIPX8等級の防水
アンバー光に設定してブルーライトを気にせず読める
「Kindle PaperWhite」は以前購入したモデルが新しくなっており、
ページめくりが20%速くなった上に、画面が大きくなりました。
また電池の持ちがとにかく良いため、充電は月に一度程度ですが
端子がUSB-Cになったことも嬉しい点です。
寝る直前は漫画などは脳を興奮させ、覚醒してしまうので
さらっと読める書籍や勉強など記憶に定着させたい書類を選んでいます。
まとめ:毎日の睡眠が心と身体を安定させる


いかがでしたか?
HSPは外の刺激と自分自身の不調、両面から多大に影響を受けてしまいます。
そのため、日々の生活で「睡眠」を何より大事にしていただきたいです。
「よく眠れた!」という実感が体調を整え、日々を楽しく前向きにしてくれます。
今回紹介した内容はごく一部であるため、少しでも興味を持った方はぜひこの本を読んでみてください。
人生の1/3をもっと大切に、丁寧に考えてみませんか?
またこのブログでは、HSPの人がHSPの良さを生かした毎日を
過ごせることを目指して発信を続けています。
これらの記事も合わせて読んでもらえたら嬉しいです。





今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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