今持っている財布よりコンパクトな、
シンプルで使い心地の良い財布を使ってみませんか?

この記事では僕が愛用しているミニマルな財布「Hitoe® Fold-Liscio-」を紹介しています。
記事の内容をまとめると以下の通りです。
- Hitoe® Foldとはどんな製品なのか?
- 実際の製品画像 新旧比較
- Hitoe® Fold-Liscio-の良い点
- Hitoe® Fold-Liscio-の気になる点
- abrAsusとの比較
キャンペーンやポイント還元を活用することで、むしろキャッシュレスでの生活がお得なこともあります。
以前より、クレジットカードやスマートフォンで手軽に決済を済ませる人が増えてきました。
クレジットカードや〇〇ペイなどの普及でキャッシュレス化が進んできた結果、「財布の在り方」も変わってきました。
しかし財布が全く不要とまではいかず、現金を必要とする場面もまだまだあります。
僕もミニマルな財布を探しつつも、利用する店舗によっては現金しか使えないということもあり、
ただ小さいだけではなく真に実用的な財布を求めていました。
そんな中で出会ったのがSYRINXの「Hitoe® Fold-Liscio-」です。
【2021/12/18 追記】
SYRINX代表 佐藤宏尚様よりこの記事が評価され、
「SYRINXアンバサダー」
に勧誘いただき、登録されました。
この記事を読んでほしい人
「Hitoe® Fold-Liscio-」についてまとめたこの記事は、このような悩みを持つ人に役立ちます。
・新しい財布が欲しいけど何を買うか悩んでいる人
・ Hitoe® Fold -Liscio-を知っているけど、より詳しく知りたい人
・旧作を持っているけど、新作が気になっている人
・ミニマリスト向けのシンプルな財布を探している人
実際に新旧使い比べた経験があるからこそ書けたレビューです。
財布について見直したり、悩んでいる人の参考になれば嬉しいです。
SYRINX(シュリンクス)「Hitoe® Fold-Liscio-」との出会い
詳しい内容を調べずとも、その外観を一目見ただけですぐ購入を決めました。
けっして衝動買いではありません。

あっ、これは使いやすい!
と、直感で分かったのです。
その直感は正しかった。この財布に心から満足しています。
hitoe fold その評判に違わぬ素晴らしい製品
実際に使ってみて、その丁寧な使い心地に改めて惚れました。
見て良し触れて良し使って良し、心の底からじわっと愛着が湧き、本当に満足しています。
そんなHitoe® Fold-Liscio-に新作が発表され、2021年4月にクラウドファンディングで支援が開始されました。
旧作を使用する中で感じていた使い勝手の問題が改善され、製品の良さが格段に向上しています。
そんな「Hitoe® Fold-Liscio-」を新旧使って感じる良い点、その一方で気になる点をお伝えします。
Hitoe® Foldとはどんな製品なのか?


※SYRINX(シュリンクス)公式HPより引用
始めにこの製品に関する基本情報からお伝えします。
既にご存じな方、良い点を早く知りたい方は「Hitoe® Fold -Liscio-の良い点」まで進んでください。
クラウドファンディング国内最高額を達成した製品
クラウドファンディングサイトのひとつである「CAMPFIRE」において、全プロジェクト中一番の支援額を集めたことで話題になった製品です。(2020年時点)
この驚くべき点は、財布に限らず「全ての」プロジェクトで歴代最高額の支援額であったということです。
具体的な数字をまとめると
- 旧作(2020年プロジェクト開始)
-
支援者数:3,475人
目標金額:500,000円
支援総額:51,795,439円 - 新作(2021年プロジェクト開始)
-
支援者数:2,959人
目標金額:1,000,000円
支援総額:55,481,020円
この圧倒的な金額が製品の価値を表しています。
それほどにこの財布のアイデアは多くの人が魅力を感じた特別な製品であり、
僕自身もその魅了された一人でした。
そもそも「クラウドファンディング」とは?
クラウドファンディングとは何かを僕の認識でざっくり説明すると
「良いアイデアを応援して現実化する」仕組みのことです。
良い製品やサービスを思いついたのに、資金不足が障害になり現実にできない。
その障害に対して、アイデアに共感し価値を感じた人を結びつけることで
資金面の壁を突破でき、現実化することができます。
僕も現在使っているこの新作Hitoe® Fold -Liscio-も、多くの人が出資することで
実際に製品化され、このように手元に届きました。


色はTeal(深緑)を選んでいます。
「クラウドファンディング」という仕組みの良い点
この仕組みの最も良い点は客観的な信頼性がある製品が多いということです。
その仕組み上、「アイデア」がまず提示され、次に「お金」、最後に「製品」の順になります。
一般的な製品でも「アイデア」が先にくる点は同じですが、その次は大量生産により「製品」ができます。
そして最後に大々的に広告することで売り「お金」を得る、という点で順番が大きく異なります。
CMによって後から派手に彩ることで購入意欲を掻き立てるのではなく、
プロジェクト自体に価値があるものだけが多くの支援を集め、生き残ることができる仕組みです。
良いものを、「出資」によって自分の力で現実のものにする。
その過程もまた、製品に対する満足感を一層高めてくれます。
「Hitoe® Fold-Liscio-」
実際の製品画像 新旧比較
旧作 Hitoe® Fold v.2020 -Liscio-




新作 Hitoe® Fold v.2021 -Liscio-




旧作と新作の違い
使い心地に関わる点では主に4つの点が大きく変わりました。
- お札を押さえる構造が新たに追加された。
- 革の質感が固くなった。
- コインポケットの蓋の幅が広くなった。
- 利き手を選んで注文できる。(前作は右利きのみ)
どれも旧作から「改良」された点です。
おかげでより多くの人にとって使い心地の良い製品になっています。
「Hitoe® Fold-Liscio-」の良い点
旧作と新作を合わせて1年半使ってきた僕が感じる
この財布の良い点をお伝えします。
美しい外観
この財布を表現すると、とにかく「美しい」の一言に尽きます。
見た目の美しさと機能美を兼ね備えた製品です。
新作は4色が用意されており、どれも落ち着きのある色合いになっています。
ちなみに僕は現在、Teal(深緑)を愛用しています。
旧作はAgaveという色で、こちらと色の系統は似ています。
クラウドファンディング画面やホームページで他の色もじっくりと見比べてみてください。
余計な金具がない
この財布には、ボタンやファスナーなどの金具が一切ありません。
革と糸のみで構成されています。
そのため金属が手に当たったり、ポケットから取り出す際に引っかかることもありません。
革の美しい見た目と使い心地ををとことん味わうことができます。
世の中の財布の多くが、剛性を高めるために金属製の金具を用いています。
極限まで小さく薄い財布を目指すほど、作り手の苦悩を考えると金具はどうしても欠かせないものになるのでしょう。
使いやすさを第一に考え抜いた財布であるからこそ余計な金具を必要とせず、
どこに触れても革のしっとりとした質感が感じられます。
お札を折らずに収納できる
この財布はお札を挟んで包むように収納するため、折り曲げる必要がありません。
レジで現金を利用した際も、受け取ったお札はそのままお札押さえに差し込むだけです。
取り出す際は財布の形に合わせて曲がってはいるものの、
折り目をつけずに綺麗な状態でお札が収納できるのは個人的には嬉しい点です。
「現金が必要」な場面に最大限対応できる
キャッシュレスがかなり普及しましたが、それでもやはり「支払いは現金のみ」という店舗もまだまだあります。
「Hitoe® Fold-Liscio-」は小銭が15枚、999円分収納可能であるため、現金での買い物にも十分に対応することができます。
小銭入れや通帳型のスマホケースを用意する必要もありません。
そのような店を利用した際、ありふれたコンパクト財布で最も困るのが
「お札は入るがお釣り(小銭)は入らない」製品です。
どの財布も「小さくコンパクトに作る事」を目指してあるため、製品によっては実用性に欠けるものがあります。
「Hitoe® Fold-Liscio-」の気になる点
たとえ多くの人が良いと感じる製品も、使う人によって感じる点は様々です。
あくまで僕個人の視点ではありますが、使用していて気になる点もいくつかあります。
傷がつきやすい
革製品にはよくある事ですが、硬いものに擦れると傷が付きます。
Hitoe® Fold-Liscio- の革は他の製品と比較しても特に柔らかいため、家の鍵や鞄の中身、爪でも強く擦れると傷が付きやすいです。
しかしこの製品は牛脚油が丁寧にしみ込んだしっとりした質感のため、多少の傷であれば時間が経つにつれて目立ちにくくなります。
その上、使い続けると革が引き締まって硬くなり、購入直後よりも傷に強くなっていきます。
風合いもオイルが染み出すことで艶が増し、革製品の楽しみでもある「渋い味」が出てきます。
おつりが多い時にレジで手間取る
現金で支払った際、お札と小銭、そしてレシートを重ねた状態で受け取ることが多いと思います。
そのような場合、先に小銭を収納するかと思いますが、この財布は小銭入れが浅く設計されているため、
滑らせるように小銭を入れると落とす可能性があります。
従来の財布を使う感覚とは少し異なってくるため、慣れるまでは注意する必要があります。
カードの枚数を5~6枚にする必要がある
この財布の売りである「引っ掛ける留め具」を使うためには、最低でも1枚カードを入れる必要があります。
しかし実際に1枚だけ収納した場合、閉じた際に留め具とカードが浮いて安定しません。
また、最大容量の7枚を収納しようとすると力を入れて押し込む必要があるため、革が伸びてしまいます。
僕が使ってみて至った結論がカードは5~6枚にすることでした。
これをきっかけに不要なカードを手放すことができたため、捉え方によっては良かったのかもしれません。
新作「Hitoe® Fold Less」以降、カード落ちが改善されました


より薄く、より美しくを追求したSYRINXの新作Hitoe® Fold Lessでは
カードの枚数が少なくても落下しにくい改善が施されました。
こちらの製品も一層洗練された完成度になっています。
旧作に比べ革のしっとり感は無くなった
これは新旧比較してみた感想ですが、
吸いつくような革のしっとり感は、旧作の方が圧倒的に感じることができました。
新作は製法の違いからか、革質がコーティングされたように固くなったため、触った質感がかなり異なります。
ですが革が固くなった分、新作は格段に傷が付きにくなりました。
傷に対する安心感は使う上で大きく、僕は新作の方が好きです。
その上内側の滑りが良くなったおかげで、お札を挟む際に抵抗なくスムーズに入れることができます。
Hitoe® Fold シリーズ その他のラインナップ
Liscioが発売された後もHitoe® Foldは進化し続け、次々と新作が発表されました。
それぞれの特徴と公式リンクをまとめたので、併せてご覧ください。
※画像はすべてSYRINX公式様より
引用させていただきました。
Hitoe® Fold Aria -Foschia-


空気のように軽やか
HITOE®シリーズの究極形
Hitoe® Fold Less – Foschia –


キャッシュレス/タッチレスの新時代に
理想の財布を提案したい
Hitoe® Fold Aria – Ortensia -&- Monocromo –
こちらはSYRINXの新たな試みとして、外部サイトから独立して公式サイトのみでクラウドファンディングしています。
2022年3月24日から開始されたばかりで、今まさに出資を募集中です。




HITOE®シリーズの究極形Ariaを軸に
色合い/質感を追求
バリエーションが増えたことで、「Hitoe® Fold」がより多くの人に合う製品になりました。
abrAsusと比べてわかる
Hitoe® Fold-Liscio-の良さ
コンパクトな財布と言えば?
この答えとして有名な製品がこちら。


コンパクトな財布を調べるうちに、この製品を見つけた人がいるのではないでしょうか?
その財布とは思えない薄さに、僕も衝撃を受けました。
実際にキャッシュレスに移行しようと考えた際も、abrAsusの「薄い財布」は候補の一つに挙がりました。
しかし、結論を言うと
「Hitoe® Fold-Liscio-」 にして良かった
です。
①革の厚みと質感、香り存分に感じるので使っていて楽しい
②金具が一切無いため開閉しやすく、シンプル使いやすい構造
①については前述しているように、 「Hitoe® Fold-Liscio-」 は、財布としての使いやすさを最大限に考えた製品です。
単に薄さだけを突き詰めた財布は、近年のキャッシュレス化の波とともに増えてきています。
しかし、薄さ=使いやすさとはなりません。
薄さが最優先になると、逆に実用性に欠けてきます。
その点、 「Hitoe® Fold-Liscio-」 には、使いやすさを考えた上での厚みを感じました。
1年半使い続けたことで、それが確信に変わっています。
②によるメリットは「革だけのシンプルさ」もありますが、
それ以上に「劣化の速さ」に違いが出ると考えました。
「abrAsusの薄い財布」はその構造上、小銭入れを引っ張ることでボタンを外します。
そのため、ボタンを打ち付けている部分の革が引っ張られてしまいます。
開くたびに負荷をかけるため、使い込んで革の味が出る頃には
部分的な劣化は一層進むだろうと考えました。
僕は「引っ掛けるだけ」というシンプルな構造に惹かれて「Hitoe® Fold-Liscio-」 を選びました。



負荷の面ではこっちも同じだという人もいますが、どちらが良いと思うかは人それぞれになりそうです。
訂正:以前「abrAsusの薄い財布の方が薄い」といった内容を掲載しておりましたが、
SYRINX様公式より連絡をいただき、「Hitoe® Fold-Liscio-」 の方が薄い旨のご指摘を受け、訂正いたしました。
その際に参考資料とされているブログURLを掲載しておりますのでご確認ください。
SYRINXのHitoe Foldを買いました | コンパクト財布情勢と現物比較レポ (kirara.st)
財布を選ぶ際のポイント
選ぶ際は、使っている光景が具体的に想像できるものを購入してください。
きっと後悔が無い、満足できる選択になるはずです。
ご自身の目で、 「Hitoe® Fold-Liscio-」 との違いを比べてみてください。
結論:「Hitoe® Fold-Liscio-」
見た目、使い心地ともに美しい最高の財布


今回の記事を改めてまとめると以下の通りです。
- Hitoe® Foldとはどんな製品なのか?
- 実際の製品画像 新旧比較
- Hitoe® Fold-Liscio-の良い点
- Hitoe® Fold-Liscio-の気になる点
- abrAsusとの比較
僕が心から満足しているこの 「Hitoe® Fold-Liscio-」の良さが少しでも伝わると嬉しいです。
この財布は他には見ない「折り曲げる」ことを前提にした財布であるため
しなやかさと頑丈さを兼ね備えています。
Hitoe® Fold-Liscio-は、財布の実用性を第一に考え、そこを譲ることなく
最大限に無駄をそぎ落とした製品であると感じます。



とにかく使いやすいの一言に尽きます。
使い手の目線になって考え抜いた製作者の想いを感じます。
旧作から得た改善点を新作では丁寧に取り入れてあり、
さらに洗練された使い心地を味わうことができます。
まだお持ちでない方、そして旧作をお持ちの方も是非一度検討してみてください。
きっと満足していただけるはずです。
こちらも是非読んでみて下さい。




きっとあなたの生活を豊かにしてくれるはずです。



最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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