仕事に対してネガティブな感情を持つ
HSPは世の中にたくさんいます。


仕事がしんどい。。。
そう思いながら働き続ける社会人HSPさんもいれば



将来どんな仕事に就けばいいかわからない。。。
そう悩んでいる学生HSPさんも多いはずです。
そこを考える上でまずはじめに
HSPに不向きな仕事
これが世の中には必ず存在することを知ってください。
そのような仕事では、ほとんどの場合でどれだけ努力してもよい結果は得られません。
それどころか、成果が出ないのは



自分の努力が足りないんだ。。。
と誤った勘違いをしてしまうことで、自分自身をすり減らしながら働き続けてしまいます。
そうなってしまうとせっかく持っている、
「HSPならではの良さ」が発揮できずに隠れてしまいます。
もし、いまの仕事で結果が出ずに辛い思いをしている人は
ただ単に仕事が合っていないだけかもしれません。
今の現状が続いてしまう前に、手遅れになってしまう前に是非この記事を読んで知ってほしいです。
あらかじめ知っておくことで、実際に仕事環境を変えようとしたとき、
HSPの良さをより活かせる仕事を選べるようになります。
- 今の仕事が辛い・楽しくない
- 今の仕事でなかなか結果が出ない
- 仕事のせいで精神的・身体的に悪影響が出ている
- 自分にはどんな仕事が向いているのかわからない
- 就活を控えているが、どんな仕事に就くか悩んでいる
- より自分らしく仕事がしてみたい
- すでにに転職を考え始めている



プロフィールでご存じかもしれませんが
僕はいま、医療人として働いています。
後ほど改めて紹介しますが、「医療職」は多くのメディアで、HSPに不向きであると紹介されています。
実際に医療の現場で働くHSPとして、僕のリアルな意見も紹介しますね。
HSPに不向きな仕事
① 相手をだます仕事


世の中には「儲け」のために言葉巧みに相手を誘導する仕事があります。
何も知らない相手に対して偏った情報だけを与えることで
自分に有利な契約や販売を行う場合もあります。
HSPの多くはまじめで正義感が強いため
そのような仕事は自分の正義を裏切ることになります。
お金のため、それだけを見て働いた結果、自分の心がやせ細ってしまうのです。
② 目的と理由が明確でない仕事


HSPはそうでない人に比べて何倍も「共感する力」が強い傾向にあります。
目の前の仕事について
・過程が誠実であるほど
・目標が高く、ワクワクするほど
・人の役に立てるものほど
・自分の価値観にマッチするほど
自分の中の「やりがい」が一気に高まります。
そうなるとやる気がどんどん加速し、仕事に対してのめり込むように夢中で働くことができます。
そうやって活き活きと働く仕事には、自然と良い結果が付いてくるものです。
逆に、共感できないものについては自分の正義感や価値観が勝るため、
やる気が起きずただこなすだけのつまらない仕事になってしまいます。
③ 時間が不規則な仕事


HSPはそうでない人よりも外部からの刺激を敏感に受け取ってしまうため、限界に達すると、どっと疲れてしまいます。
そのためHSPには、良質な睡眠がとても重要です。
しかし下記のような仕事は、そのリズムがなかなか安定しません。
- シフト制の仕事
- 夜勤がある仕事
- 昼夜逆転する仕事
- 残業が多い仕事
乱れやすい体調とメンタルを常に良い状態に保つため、
そして将来の自分に最悪の結末が起きないようにするために、
このような仕事を避けた方がいい人もいると思います。
あわせて読みたい 良質な睡眠について考えた記事
睡眠の必要性と良質な睡眠のための具体的な行動
これについて別の記事でまとめています。
HSPに寝不足は大敵。「睡眠」の重要性と質を高める行動とは。


今日から取り入れることで、睡眠の質が格段に上がるためぜひ読んでみて下さい。
④ 古い慣習が残る仕事





うちは体育会系だからな
この言葉にビクビクしているHSPの人は多いのではないでしょうか?
こういった、努力や根性を前面に押し出すような古い慣習が残る組織はHSPに向いていません。
・自分でどうにかしろ
・頑張りが足りないんじゃない?
・みんな残業しているぞ
・先輩より早く帰るのか?
昔ほどは聞かなくなりましたが、このような風潮が色濃く残る職場もあります。
そして、仕事を探すときは、求人票のこの言葉に特に注意してください。
アットホームな職場
これを謳う職場の環境はたいていが、古い慣習と縦社会が強く残る傾向にあります。
⑤ 自分の成長が実感しにくい仕事


HSPは「感情が動く」ことで大きな力を発揮します。
逆を言えば、そのような体験を得られない場合は、本来持つ力が表に出てくることはありません。
具体的には
・流れ作業
・単調な仕事
・言われたことをこなすだけの仕事
・誰かの「役に立てた」実感がない仕事
このような仕事は自分の成長が実感しにくい傾向にあります。
また自分の工夫が反映できないような仕事では、
HSPの良さの一つである「気が付く力」もなかなか発揮できません。
⑥ 人の不幸に向き合う仕事


HSPは「共感する力」が強いため相手に対して感情移入しすぎることがあります。
痛みや辛さ、悲しみなどその気持ちを我がことのように感じるのです。
具体例を挙げるとこのような仕事です。
・警察官や消防隊
・斎場や火葬場
・介護職
・医療職
HSPで「医療職」な僕の意見





冒頭でも書きましたが、僕は医療人として働いています。
この仕事に就いた後でHSPであることを知ったので、
前もってHSPと仕事について考えたわけではありません。
理解して受け入れた後で改めて「医療職」について考えてみると、
HSPに厳しい場面がたくさんあると感じています。
それには以下の理由が挙げられます。
- 人の痛みや悲しみ、命と向き合う現場である
- とにかく多忙で、自分のペースで仕事ができない
- 言葉使いや態度が厳しい人が必ず一定数いる
- 縦社会、体育会系で上下関係が厳しい
このような理由から、僕だけではなく定期的にメンタルをやられてしまう人がいる職業です。
実際に僕も数か月に一度は精神的に深く落ち込むことがあります。
しかし一方で、この仕事ならではの良い点があります。
それは、毎日必ずだれかに感謝されることです。
多くの人から「ありがとう」を言ってもらえる、こんな仕事はなかなかないと思います。



感謝されると胸の内からグーっと熱くなり、もっと頑張ろうと背筋がピンと伸びます。
この仕事が正直むいていないと感じることも多々あります。
しかし、それと同時にやりがいを感じることも同じくらいたくさんあります。
仕事に悩む人にこそ、転職サイトに「登録だけ」してほしい
今の仕事が辛い。
向いてないんじゃないかな?
このままでいいのかな、変わりたいな。
そう考える人にこそ、今すぐやって欲しい行動が転職サイトに「登録だけ」することです。
- 個人では集められない量の情報が手に入る
- 面談や電話での質問で、自分の希望を客観的に確認できる
- 早いうちから登録しておくことで、じっくり考える時間が取れる
今は転職する気が無くても、常に新しい情報にふれることで今後のキャリアを考えるヒントになります。
仮に提示された紹介先が希望に合わなければ断って大丈夫なので、リスクがほとんど無いのも魅力です。
今の仕事より、もっと自分に合った仕事が見つかるきっかけになります。
まとめ:HSPは無能ではない!HSPの適職を考えてみませんか?


HSPの人は他の人にはない優れた点がたくさんあります。
自分は大きな可能性を持っているんだと理解しましょう。
そして、HSPの人は場の雰囲気を自分で壊すことを恐れています。
そのため周囲の顔色をうかがいながら働いている人が多いです。
結果として自分自身の長所を活かせず、注意されたり怒られたりしてしまい、
より一層顔色をうかがいながら縮こまる。
そんな悪循環に入ってしまいます。
しかし逆に自分の頑張りがしっかりと結果として現れ、正当に評価してもらえる。
そんな環境で働くことができるとHSPの長所を何倍も活かすことができます。


働く姿に活気があふれ、見ている側も気持ちよくなります。
そうなると自然と、仕事の結果もついてくるようになります。
「HSPに最適な仕事はこれ!」という答えがあると楽なのですが
HSPの感受性は人それぞれなため、残念ながら言い切ることができません。
あなたに合った働き方をあなた自身で選ぶ
これを大切にしてください。
僕もこれから先の人生を僕らしく生きるため、毎日悩んでいる真っ最中です。



一緒に頑張りましょう!



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